まずお客様のご希望に耳を傾けること、そして長年かけて獲得してきた技術と経験に新しい技術への関心を加え、情熱をもってその実現を目指す職人集団です。一人ひとりの職人が情熱をもって取り組んだ技術と経験をチームの共有財産として次の仕事に活かす最強のチームです。
機体配線
大手工作機械メーカー様の工場内で、機械本体周りの組立配線、配管業務を行っています。
世界トップシェアメーカー様のマザー工場で、大切な配線業務を預かる小型NC旋盤で世界トップシェアを誇る工作機械メーカー様の機械本体周りの配線、配管業務を行っています。




デザイン性に優れ、コンパクトなスペースに機能が凝縮された機械内部で、モータや各種装置が動作するために不可欠な配線、配管を、各部位が動いても支障がないように配慮された方法で、しかも手際よく組み付けていく熟練さが求められる業務です。
お客様である工作機械メーカー様の機械ではありますが、お客様の設計部門の方と協議したり、時にはご提案をさせていただきながら施工方法の設計も対応させていただいる、とてもやりがいのある業務です。
元請けメーカー様では海外でも機械を生産されていますが、そこでも私たちが携わらせていただいた作業の方法がベースとなって機械が生産されています。
1台の機械を2人組で丸一日以上かけて行うことが多い機械本体配線業務では、一人が担当する工程数がとても多いのが特徴です。
機械はこの作業が完了して動くようになる、人で言うなら血管と神経を各部に張り巡らして心臓や脳につなぎこむような大切な作業です。長年にわたって機械が動き続けられるのもこの工程にかかっているという意味でも重要な業務です。また、エンドユーザー様毎に異なる仕様とするための様々なオプション装置を組付配線するような業務にも対応しています。一人でいくつものオプション装置の作業を行っているので、この業務でも熟練さが大切なポイントになります。
様々な工程や装置を相手にした業務は、誰でも簡単に習得できるというものではありませんが、工夫を持ち込んだり、根気強く取り組んだりすることで、どんな方でも習得することが可能な業務です。
逆に言えば、工夫したり、根気強く努力したりすることで達成することが可能になるという観点でもとてもやりがいがある業務です。
繊細な機体配線を誰が実施しても同じように作業できるようにするには、それを支える作業資料が欠かせません。この作業資料を整備することも重要な業務のひとつになっています。